新たな修行と学習効果2

Stun・・・タカ

2011年03月24日 16:03

年度末を迎え、私の仕事もひと段落しました。おかげさまでいい結果を残せた昨年以上に好結果を残せた22年度も終わる・・・
ってことで久しぶりに一日中船に乗れる時期がやってきました!地震の影響でキャンセルになってた分もがんばろう!ということで美咲都丸に乗ってきました。
しかし今回もスロージャーク修行ですよ!


前回と違うのはスロー用のジグがどうバイトされるのか・・・自分のイメージを製作者のイメージに近づけるのではなく、自分のイメージをルアーに載せるというまたまたあほな試みも加わりました。
えっ? どういうことかって? もうすでに情報が漏れていると思うのですが・・・伏せときましょう(笑)


今回はスロー用としてスロージャーカー♯4はもちろんですが、SALTIGAのBJ65XHBも投入しました。いろんなことを検証しようという試みです。

船中最初のあたりは僕に来たようです。
「ドスン」とね。結構ないい当たりだったのですがフックアップできず・・・・1バラシ

さらに「ドスン」と・・・フックアップできず2バラシ

おかしすぎるんでフックのサイズを変えました。

さらに「ドスン」と・・・フックアップできず3バラシ

全て結構なサイズに思えます。 今度はもうちょい長めのアシストをセットしてみます。フックサイズは変えずにね。

そんでマコチンがヒットしたと同時に僕にもヒット!フッキング入れて回収にかかります・・・が魚は微動だにしないサイズ。時折ゴンゴンと振動が伝わってくる・・・巻いたり出たり・・・
そのときにマコチンのラインと交差・・・ 慎重に外してもらい巻き取りにかかるところで・・・プチン! はいこれで4バラシ
 ライン100m程度ロスト・・・


マコチンは慎重にやり取りして

むかつくジャムおじさんだねぇ~ (爆) およそ9kg


その後MAABUUさんもカンパチゲット!

はい、僕だけまだ坊主! あたりはめちゃくちゃ多いのになぜにフックアップしないのか・・・ジグの姿勢とアシストラインの抵抗・・・ムムム・・・

さて悩みながらもやってはいるんです・・・・がまたもやでかいあたり! フックアップして慎重にやり取り  結構なファイトですが余裕もある。
「やっときたよ~ ニヤニヤ」

・・・・・・・・あれ?軽くなってる! アレアレアレ?????・・・・・・・・・・・・

回収すると・・・フックが伸ばされてる・・・ 5バラシ


津軽海峡冬景色がなぜか流れている



いったい何回「死なす」と言ったのか測定不能


はい、またもやヒット!これもいいサイズ!慎重に慎重にあげる・・・マコチンがネットを持って待機・・・・

さてさて・・・・・

えっ!


えび?? 

まさか!ドラグがんがん出すような絡まり方があるか!

と思ってよーく見ると・・・アシストラインが一本足りない!ケプラーがちぎられてる(爆)
そんな強引なやり取りしたわけでもないのに・・・・確か80lbか100lbクラスだったと思うんだけど・・・ 6バラシ


津軽海峡冬景色がなぜか流れている



・・・
ってまたヒット! 回収!回収!と思ってハンドルを巻いていると少々軽くなってきた。またもや あれ? でもニューっと引き込むようにあたりは伝わってくる・・・

「おいおい!今度はイカかよ!」 とぶつぶついいながら回収してくると・・・ おや?

ノットのところには見慣れた黒いPEが別個にひっかかってる。けどジグには何もついてはいない(爆)


「こ、この黒いPEは・・・・・・・」


そうなんです。マコチンとのクロスでタカ切れしたPEなんです!

暇そうなマコチンに回収してもらいます! 爆



暇そうなMAABUUさんにも手伝ってもらいます! 爆



なんか重いと口々につぶやいているのですが・・・僕に代わってもらったときにはそうでもない。でもなんだかジグの重さ以上・・・

あがってきたものは・・・・








「サンゴ」


羊歯のような!



あれ?????って感じなんよね。船の流れる速度以上にドラグを出して行った上に、巻ける瞬間はがんがん巻いて行った。バイトがあったのは底から10m以上・・・

また悩みを抱えながら「ヘヘっ。。。
ってウォンカさんのように笑うしかない。

とりあえず120mの海底からジグはもどってきたのですよ。唯一無二のマスタージグが!


この時点で
「俺・・・今日は気持ちいいんなぁ~ 坊主でもいいんだぁ~ 久しぶりだしなぁ~」
なんて布石を置いとく!大爆

内心あきらめたわけではないんだが、あきらかにフォール中の下からのバイトのためアシストは上向き・・・しかもジグの姿勢は完璧に水平パラパラフォール。滞空時間も長い。そのためなんだろう。

そして・・・
「ドスン!」

フッキングかまして~ 完璧にのった! 涙が出そう

ところがこいつはなかなか上がってこない。しかもこのスロージャーカーでの獲物はスマカツオ以外ないんで魚の大きさの見当もよくわからない。

慎重に慎重にやりとりしてあがってきたのがこいつ。


3kgくらいのやつなんで全然大きくはないが、アシスト一本が胴、一本が口にかかるというリフトしにくいかかりかた(笑) 参ったね。
とはいうもののこの日苦労して苦労してゲットできた一匹だったんで嬉しかった。それはスロージャーク修行の中で2釣行目でなんとか結果が出た喜びなんだな。
なんてったって、半年ほど苦労した3人を知ってるからね(笑)

ってことで、ジャークメソッドとジグの関係について自分なりに体験から学習ができたということ。

自分が悶々としている間にいつのまにか終盤にさしかかっていたようで、

船長からの伝言がMAABUUさんを通して伝わる。
「タカさん、小ジグ使ってって!」

瞬間、小ジグに反応がいいからなのか、ターゲットが小さいからなのかと煩悶

んでライトタックルを出してTGベイト100gを落としてハイピッチで・・・だめ。フォール長めでダメ。となりのお客さんのロッドがしなったのを見て、中層から落とす。着底後にツインパ5000HGを高速で5、6回巻いて、大きくジャーク後にたっぷりフォールをくれてやり、あとは不規則なちんたらしゃくり・・・

「ドスン」

か、かなりでかい! と感じる前にはもうフッキングかましてるしハンドルも10回は巻いてるんだが、次の瞬間には硬めのドラグは


「ビューン♪」
って出て行く。ハンドドラグで対応するにもラインが細すぎて抑えるに抑えられん。

「タカさん! アーラ!アーラ!」と魚探に映ってるのか言ってるんだけど・・・

「小ジグ使ってください!ただしごついたっくるで!」なんてMAABUUさんは一言も言ってくれなかった・・・・
死なす!死なす!死なす!死なす! 死なす! 死なす     プチン

「あれデカいアーラだよ! 爆」と船長は楽しそうに笑っている!!

ショックだ!最後までショックだ!


巣まで一直線に帰って行ったアーラとはその後音信不通である・・・・



とまぁこんな感じだったんだけど、すっげぇわかった!ジグが!まじでばっちりだわ!
やっぱ自分で削ったものじゃないと動かせないね。
この日
8バイト中1匹しかゲットできなかったが、船中最もアタリを拾えたジグは海底から帰還したあのジグであり、僕はそのジグだけで本日をほぼ過ごせた。


新たな呪いか!

とも思えたが、収穫の多い一日だった。


まだ修行中である。



 








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