Basskerville

Stun・・・タカ

2006年12月17日 19:04

Koteka ニューバージョン
Basskerville(バスカヴィル)である。名前の由来は想像に易いと思う。コナン・ドイルの書いたシャーロック・ホームズシリーズの「バスカヴィルの魔犬」である。小学生のころ読んだ限りなんでストーリーは思い出せないな。

ビルダーの杉森氏はサラリーマン生活をちょこっとやってビルダー稼業に転向されたとか。彼の作るBasskervilleブランドのルアーはバスルアーである。よってハンドメイドルアー後進地域の沖縄ではさらに縁が薄くネットで拝見するのみであろう。

沖縄にもバスは少ないがいるのだがそれを狙おうっていう気分にはなれない。こんなにきれいな海がある沖縄なんだからわざわざ淡水で釣りしなくてもいいでしょ!というシマナイチャー的発想である。
だけど僕はバスルアーがとても好きなのだ。特にハンドメイドのそれは全くベイトを意識したものじゃないところがいい。そういう自由さにあこがれる。これは作る立場にいるからそう感じるのかもしれない。

写真のルアーは名前を「Koteka(コテカ)」という。何だかわかる?ニューギニアあたりのジャングルに住んでいる原住民のペニスケースの名前だ。笑えるよね!




彼のモットーを紹介すると・・・

 “自分の意思を持って作りたい”ということ。
どういう状況で使うものなのか、どういったことを求めるのか、ちゃんとした目的意識を持って作りたいということ。それは必然的に、単なる模倣ということだけでは達成できないということです。

 “感動を与えることのできるルアーを作りたい”ということ。
小さい頃、ツヤツヤに光るサーフェスプラグやアルミ箔の眩しいリアルプラグはいつまで見ても見飽きることはありませんでした。それと同じ様な感動を人に与えることの出来るルアーを作りたいということ。

 “今までになかったようなルアーを作りたい”ということ。
今のバス釣りはあらゆる面で飽和状態にあるような気がします。人で溢れたフィールド、情報の氾濫。特に似たようなルアーがあまりにも多すぎてバサーはお腹いっぱいになっているのではないでしょうか?そんな満腹バサーの食欲を復活させるオカズに成り得るルアーを作りたいということ。

 ”多くの人に使ってもらえるルアーを作りたい”ということ。
買ったルアーよりも、自分で作ったルアーを使って魚を釣った方が何倍も嬉しいというのは紛れも無い事実です。そして実は、他人が自分の作ったルアーを使って釣るのもまた同じ位に嬉しいものなのです。そしてその多くの感激を共に味わいたいということ。これを可能にするにはモノ自体の質の良さはもちろんのこと、提供する際の価格というものも重要なファクターになるはずです。その点においても出来る限り頑張ってみたいと思います。



そんなルアーを僕も作ってみたいな。



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