試行錯誤・・・

Stun・・・タカ

2006年06月30日 10:41


下の写真を見てほしい。

これはミジュン型ルアー「SSM110」の初期型。現在の型とは若干違う。特にこいつはリップつきだったもの。なんでこんなにぼろい?それはガーラとカマスと太刀魚の猛攻にあったから。歯形がついているよ。コーティング層が割れ塗膜層をも侵食している。ある部分は下地までもが出ている。魚たちのアタックの凄さがわかると思う。

しかし、このルアー、耐久性に問題ありなんじゃないか!と考えた。確かにこのころのネックはコーティングだった。しかも材質はバルサ材(現在アガチス、ヒノキを使用)だったので、コア素材の強度と下地作りで使うセルロースセメントによって硬化する強度との間で相当な差が出てくる。このころは最終的にウレタンコーティングをしていなかったので特に「硬いがもろい」というまるで炭素鋼のようなものになっていたはず。これは資料用として大事に保管している。
でもね市販のルアーもカマスの40cm2匹も釣ったら塗装ぼろぼろになるよ。

はい、現在の「SSM110」は頑丈です。コーティング様式も進化しとります。ただ・・・太刀魚とカマスそれからカライワシが追ってきたらリーリングスピードを一気に上げます。あいつらの歯ははんぱねぇ!

メイキングの話は毎週月曜にやろう!  気分が乗ったら今夜も書く。    行ってきまあす
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