ウロコ
ルアーの背中にウロコ模様を描く場合、普通セルロースの下地がある程度できたところで、デザインナイフで格子状に切り込みをいれていく。
そこに黒いインクを流すと毛細管現象により、細い切り込みにも十分インクが通っていくんだ。あとは表面を軽く拭いてセルロでディッピングしておく。
こんなことも最初うまくわからず、黒いペンキを使ってやっていたんだがなかなかうまく切れ込みに入っていかない。薄めても薄めてもだめだ。ルアーの背中もどんどん汚くなる。
それで試したものが、全く質の違う水性インク。上の写真のやつ。
書きたくなったら今でもたまに絵を描くが、そのとき使っていた画材なんだ。
Dr.Martin
こいつは切れ込みにすっと入っていった。下地を犯さないしいいもんだ。
他にも方法があることを今では知っているが、試行錯誤していたときの思い出である。
そういえば「コラーゲン」ってあるでしょ。タンパク質ね。だいたい動物性コラーゲンは豚の表皮なんかから作るみたいだけど、もっと上等なコラーゲン(海洋性コラーゲンっていったかな?)は魚のウロコからとるんだってよ。
PS:こんなのかいとったんじゃ
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