2006年07月14日

ルアー考察5

ルアーの形状
ルアー考察5

今日はルアーの形状による泳ぎの違いについて、横からのシルエットだけで説明しようと思う。これも「Stun的ハンドメイドルアー講座」を読んで作製を考えているあるいは実際に作製をしている方がいらっしゃったら参考にしてもらいたい。
さて皆さんの持っているルアー(ミノータイプ)の形状をよく観察してほしい。するとおおよそこれら3タイプになると思う。(実際はもっと複雑であるが簡略化して図示した)
ルアー考察5

上記A~Cの泳ぎを比べてみると
Aがもっともよく動き、続いてB、そしてCは泳ぎにくい。(リップなどの大きさ・角度などの条件を揃えたとして)
Aは昔で言えばマリアのThe firstの型だ。市販されているミノータイプでは最も多い。BはラパラのCDタイプといえばよいだろうか。泳ぎは安定している。Cはオシアのジャーキングミノーや私の「SSM」シリーズ、あるいはsacom殿の「M10」などに見られるシャッド形である。ABなどと違ってそのままでは泳がず、他の要素を盛り込まないといけない。
なぜAやBのタイプは泳ぎやすくCのタイプが泳ぎにくいのかは皆さんには説明しにくい。
以前に説明したカルマン渦による負圧の発生や回転モーメント、揚力や重力などの力学用語を否が応でも用いないといけなくなる。大変なんで省略する。タイトル写真が一応のヒントになる。

注:ここではサイドシルエットのみで形状説明をさせてもらった。よって流れに対して垂直方向にある断面形状に触れていないことを確認してもらいたい。もちろん実際には断面形状も泳ぎに深く関係する。


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Posted by Stun・・・タカ at 17:03│Comments(6)ルアー考察
この記事へのコメント
ヤマリヤ製よりメガバス製の方が泳ぎは好きです。それからお願いですが、GT-γに対抗して、サミーのデザインで200~240mmサイズは作れないですかね?
Posted by 悪役商会 at 2006年07月14日 21:59
作れるよ。γの動きも相当研究したよ。疲れるけど
Posted by タカ at 2006年07月14日 22:01
さて、宮崎の知合いから面白いURL教えてもらいました。
APOさんのBBSにも同じURLの件が掲載されていました。
下記をクリックしてみてください。
http://blog.goo.ne.jp/unkoking/e/5016ea39df0d1c8dc2e9afd145252828
※ 関係者の方、勝手にリンクしてすみません。
   なお、見たことある内容だったらすみません。
このサイズのガーラに耐えることが出来るペンシルは凄いですよね。
しかし、殉職するペンシルも多そうで怖いですね。
当局、今日からトカラ貯金開始します!!
Posted by 悪役商会 at 2006年07月15日 11:28
凄すぎ!世界記録だろうな。マギーガーラは構造、デザインともにが簡単なんですが、実績があるんですよね。不思議なルアーです。
Posted by タカ at 2006年07月15日 12:34
耐久性ではマギーガーラは凄いですょ!自分も使ってます。変な形で最初は戸惑いましたが、アレが実績高いから釣りは奥が深いですよね。そんなところで、22日か23日の夜は空いてますか?APOさんと軽く飲む予定にしています。どうですか?
Posted by 悪役商会 at 2006年07月15日 13:55
21日から友人が東京から来る予定なんで夜は詰まってますね。すいません。
Posted by タカ at 2006年07月15日 17:18
 
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